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終戦記念日に思う-2
8月16日 木曜
今日も雨読の日、これを読みました。
300816-00
「日本軍兵士」
ーアジア・太平洋戦争の現実

著者  :吉田 裕
発行日 :2017年12月25日
発行  :中公新書
定価  :820円(税別)

目次:
序章  アジア・太平洋戦争の長期化
第1章 死にゆく兵士たちー絶望的抗戦期の実態 Ⅰ
 1,膨大な戦病死と餓死
 2,戦局悪化のなかの海没死と特攻
 3,自殺と戦場での「処置」
第2章 身体から見た戦争ー絶望的抗戦期の実態 Ⅱ
 1,兵士の体格・体力の低下
 2,遅れる軍の対応ー栄養不良と排除
 3,病む兵士の心ー恐怖・疲労・罪悪感
 4,被服・装備の劣悪化
第3章 無残な死、その歴史的背景
 1,異質な軍事思想
 2,日本軍の根本的欠陥
 3,後発の近代国家ー資本主義の後進性
終章 深く刻まれた「戦争の傷跡」

日中戦争を含む先の大戦で、軍人・軍属が230万人、民間人が80万人、合計310万人が戦没者となりました。
歴史学者の著者は以下の3つの切り口で凄惨な戦場の現実を描き出しています。
一、戦後歴史学を問い直すこと
二、「兵士の目線」で「兵士の立ち位置」から戦場をとらえ直してみること
三、「帝国陸海軍」の軍事的特性との関連を明らかにすること

よくまとまった著作ですので、今の時期 特に戦争を知らない私達以下の世代にはお薦め出来ます。
ひどい実態を改めて知りました。

それはさておき、亡父の思い出話を少々。
父は戦争中 陸軍主計の下士官として満州にいました。
主計科というのは、今で言えば総務部経理課といったところでしょう。
担当は兵士の給与計算と「糧秣」の調達だったそうです。
「糧秣」とは食糧とマグサです。
そう馬が重要な戦力だったのです。
あのノモンハン事変には2万人の将兵に加えて、1万頭の馬が従軍したそうです。
広大な中国大陸を馬に大砲を牽かせ、兵隊さんが鉄砲と食糧を担いで、歩いて戦争をしていたのです。

それに戦争末期は兵隊さんも馬もどんどん南方に送られていって、補充兵はホントに役に立つのかな?というようなもの、ばかりになったそうです。
そこにソ連軍が攻めてきたわけですから、ひとたまりもありませんでした。
それでもシベリア送りを逃れて、苦労はしたそうですが無事復員しましたので、要領は良かったのでしょう。
本書を読んで改めて父の話を思い出しました。

話は全く変わりますが、本日の日経の地方欄にこんな記事が
300816-56
地元金融機関が、先月の豪雨で被災した企業の復旧のお手伝いをしている、という内容です。
実はここに載っている「イノテック」の社長さんは高校の同窓生。

300816-64
しかも当社と同じ企業団地に目下 新工場を建設中です。
2017年12月決算の売上高は23,4億円でしたが、それ以上の設備投資だそうです。
67歳になって年商を上回る投資をしますかね、私には絶対マネが出来ません。
年末には完成するそうなので、会いに行ってみます。
ますます元気な同窓生のお話でした。
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プロフィール

野崎 和良

Author:野崎 和良
ウッディワールドのざき 取締役会長
生まれた所 : 岡山市下西川町(現 岡山市北区南中央町)
生まれた年 : 昭和26年

一番は趣味は読書。小学校のとき亡父が、山岡荘八の徳川家康全28巻を買っていたのを読み出しそれから歴史小説にはまり、山岡荘八、司馬遼太郎、山崎豊子などを読破。推理小説も好きで、内田康夫、横山秀夫などを読んでいる。変ったところでは、佐藤優などの思想書とか渡辺淳一も愛読している。
次は、旅行で国内は全ての都道府県を行き尽くした。海外では16歳でアメリカ本土に一ヶ月ホームスティしたのを皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ニュージィランド、オーストラリアはそれぞれ数回訪問した。又中国、韓国などの東アジア、タイ、ラオス、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアは数十回訪問している。

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