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卒業
3月13日 月曜
290313-19
孫が小学校を卒業しました。
今日からママの里帰りについていくそうです。
これでパパ(当社社長ですが)は、しばらくは糸の切れた凧になるのでしょう。

唐突ですが「井上有一」ってご存知ですか?
実は私もフー??

ニュースとスポーツ中継以外はあまりTVは見ない私なのですが、必ず録画している番組があります。
それはBSプレミアムの「英雄たちの選択」です。
今週はちょうど入院中、しかも病院のTVはBSが映りません。
ということで今夜再生しました。
今回は「昭和の選択 東京大空襲が生んだ悲劇の傑作 『噫(ああ)横川国民学校』」でした。
井上有一は、東京の台東区にある横川国民学校(小学校)の習字の先生、それが空襲が激しくなった昭和19年から6年生20数名を引率して地方に疎開します。
そのまま疎開していれば悲劇に巻き込まれなくてすんだのですが、6年生は3月初に東京に戻されます。
小学校を卒業するからです。
そして運命の昭和20年3月10日を迎えます。
井上はたまたま宿直でした。
深夜から焼夷弾による大空襲が始まります。
その後の経緯は略しますが、結果として東京で10万人、横川国民学校の敷地内だけで1000人、井上の引率した6年生8名が焼死します。
井上自信も生死の境を彷徨いながら、なんとか一命をとりとめます。
井上は戦後教員を続けながら、書道家として国内外に名前を知られる存在となります。
その彼が書こうとして、どうしても書けなかった漢字が「瓦礫」でした。
空襲直後は焼死体そのものが瓦礫の一部でした。
瓦礫にすべての思いが凝縮していたのでしょう。

そしてその瓦礫も含んだ書がこの「噫横川国民学校」です。
でもこれは書であって書では無く、絵画でもありません、詩でも無く、散文でもありません。
愚言をろうすれば井上の「魂の慟哭」と感じました。
ピカソの「ゲルニカ」にも匹敵する作品です。
群馬県立近代美術館に収蔵されているそうですが、これが書かれたのは昭和53年。
悲劇の日から33年も後の事。
それだけの時間が必要だったのです。

もしご興味があればネットで検索されるか、NHKオンデマンドでも見られます。
BSプレミアムでは3月16日 AM8:00から再放送があります。
孫と同じ歳の子供たちが、虫けらのように殺戮された歴史を決して忘れてはいけないと思います。



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プロフィール

野崎 和良

Author:野崎 和良
ウッディワールドのざき 取締役会長
生まれた所 : 岡山市下西川町(現 岡山市北区南中央町)
生まれた年 : 昭和26年

一番は趣味は読書。小学校のとき亡父が、山岡荘八の徳川家康全28巻を買っていたのを読み出しそれから歴史小説にはまり、山岡荘八、司馬遼太郎、山崎豊子などを読破。推理小説も好きで、内田康夫、横山秀夫などを読んでいる。変ったところでは、佐藤優などの思想書とか渡辺淳一も愛読している。
次は、旅行で国内は全ての都道府県を行き尽くした。海外では16歳でアメリカ本土に一ヶ月ホームスティしたのを皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ニュージィランド、オーストラリアはそれぞれ数回訪問した。又中国、韓国などの東アジア、タイ、ラオス、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアは数十回訪問している。

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