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大阪に行きました
12月1日 火曜
タカラスタンダードの渡辺元会長のお別れの会がリーガ・ロイヤルホテル大阪でありました。
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まあすごい人でした。
まさに業界関係者の主要メンバーが一同に会していました。

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ところで本日はこの本を読みました。
著者は「巨鯨の海」などで知られる作家で、過去4度直木賞候補にノミネートされています。
これは雑誌の連載をまとめたもので、「日本百名城」ブーム(私もはまっていますが)の中で、「実戦あってこそ、城には魅力がある」としています。
「戦う城本」です。

以下目次のみ紹介します。
第1部 北海道・東北
     白河城、会津若松城、五稜郭
第2部 関東
     新井城、河越城、箕輪城、鉢形城、八王子城、水戸城
第3部 甲信越
     川中島合戦と海津城、一乗谷朝倉舘、七尾城、春日山城
第4部 東海
     桶狭間合戦をめぐる城郭群、懸河城、二俣城攻防と三方ヶ原合戦、長篠城、高天神城、山中城、韮山城
第5部 西日本
     小谷城、有岡城、賎ヶ岳合戦と陣城群、大阪城、原城、熊本城

私はこの内80%は現地へ行っています。
ここで著者と見解の相違があるのは、川中島合戦と海津城の項です。
ご存知の川中島合戦は、
1,海津城に立てこもる2万の武田軍が軍を2手に別け、1,2万が妻女山の上杉軍を夜襲
2,川中島で8千の武田軍が上杉軍を迎え撃つ
という2段構えの作戦、いわゆる「キツツキ戦法」でした。
実はこれを証明する一級史料はほとんど有りません。
江戸時代に書かれた「甲陽軍鑑」など戦記物が唯一と言っていい資料です。
著者は、特に反論も無かったので、大方記述通りの合戦があったのだろう、と云われていますが、私は見解を異にします。

海津城(現 松代城)に行ったとき、妻女山も行って見ました。
直線距離で1キロ少々。
まあ2kmほどです。
これに12,000人の兵士(相当数の馬も含む)が並んだらどうなりますか?
1m当たり6人です。
道幅も田んぼの畦道ほどでは無いにしても、せいぜい大八車が通れる程度でしょう。
とすると可能性は
1,作戦自体はあっても、もっと小規模だった
2,作戦そのものが無かった
3,別の場所で作戦が実施された
以上しか考えられません。

2,は戦闘自体があったのは一級史料がありますので、有りえません。
3,は西条山という地名が長野市北部(善光寺の北)にあり、そこが妻女山だという研究者もいます。
まあ私には、霧の中 両軍移動中に起きた出会い頭の戦い、「不期遭遇戦」と思えるのですが。

それはともかく城郭マニアには充分楽しめる一書でした。

*城を攻める 城を守る
著者  :伊東 潤
発行日:2014年2月20日
発行 :講談社現代新書
定価 :900円(税別)
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プロフィール

野崎 和良

Author:野崎 和良
ウッディワールドのざき 取締役会長
生まれた所 : 岡山市下西川町(現 岡山市北区南中央町)
生まれた年 : 昭和26年

一番は趣味は読書。小学校のとき亡父が、山岡荘八の徳川家康全28巻を買っていたのを読み出しそれから歴史小説にはまり、山岡荘八、司馬遼太郎、山崎豊子などを読破。推理小説も好きで、内田康夫、横山秀夫などを読んでいる。変ったところでは、佐藤優などの思想書とか渡辺淳一も愛読している。
次は、旅行で国内は全ての都道府県を行き尽くした。海外では16歳でアメリカ本土に一ヶ月ホームスティしたのを皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ニュージィランド、オーストラリアはそれぞれ数回訪問した。又中国、韓国などの東アジア、タイ、ラオス、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアは数十回訪問している。

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