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瀬戸大橋開通
4月10日 火曜
本日は瀬戸大橋、JR瀬戸大橋線開通30周年記念日という事で、岡山、香川の各地でイベントが催されました。
300410-02
これは今朝の読売新聞ですが、こんな光もあれば影もある、という論調でした。
そこで私の瀬戸大橋の思い出を少々。

昭和50年頃から毎月高知県に通っていました。
行く先は高知県東部の田野町、阪神タイガースがキャンプを張っていた安芸市と室戸岬の中間、といえばイメージが湧きませんか。
田野町には土佐銘木センターがありました。
そこから川上に行くと、「ごっくん馬路村」があり、そこは魚梁瀬杉(ヤナセスギ)という天然杉(注)の産地でした。
それを天井板、造作材、柱角の製品にした市売りが毎月たっていました。

当時岡山から行くには3つのルートがありました。
一つは、岡山から新幹線で大阪、そこで前泊して、朝イチ伊丹空港から高知空港へフライト。そこからはタクシーでした。
二つは、岡山からJRで高知、そこで前泊して、翌朝バスで行く。
というものでしたが、いずれも前泊が必要でした。

そこで三つ目は、岡山から車で直接行くというもの。
ただし、宇野港から1時間フェリーで高松に渡り、32号線を金毘羅さん、阿波池田、大歩危小歩危峡をぬけて行きましたので、ドア・ツー・ドアで6時間掛かりました。
それでも朝3時に家を出れば9時到着、市売は10時開始ですからちょうど良かったのです。

確かに30年前に瀬戸大橋開通してから便利にはなりましたが、本当に便利になったのはその4年後。
高速道路が全部つながってからでした。
時間距離が半分になりましたから。
しかしその前から、天然杉の需要がどんどん落ちていきました。
現在新築の戸建住宅を見られて、無垢の天井板を見ることがありますか?
和室でも長押や廻り縁にはとんとご無沙汰です。

それと昔は戸建住宅は地場産業が担っていました。
ですからエリヤによって家造りの特徴がありました。
例えば四国の家はヒノキの柱に、ヒノキの造作材。
九州の家はスギの柱に、スギの造作材。
岡山の家はヒノキの柱に、スギの造作材というようにです。
今は全国ネットの家造りが主力ですから、最近の住宅に地域性を感じることはまず無くなりました。

まして和風住宅があっても、真壁造りの伝統的なものは殆どお目にかかることがありません。
まあこんなことを知っているのは、私より年長の世代だけでしょうから、若い人には関係ありませんね。
以上絶滅危惧種の戯言と聞き流して下さい。

注) 我が国の天然杉としては魚梁瀬杉のほかは秋田杉が有名です。
これ以外でも、天井板がとれる大口径の天然杉として伊勢の御山杉、奈良の春日杉、南九州の霧島杉、狭野杉、屋久杉などがありますが、いずれも伐採量はわずかでした。
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プロフィール

野崎 和良

Author:野崎 和良
ウッディワールドのざき 取締役会長
生まれた所 : 岡山市下西川町(現 岡山市北区南中央町)
生まれた年 : 昭和26年

一番は趣味は読書。小学校のとき亡父が、山岡荘八の徳川家康全28巻を買っていたのを読み出しそれから歴史小説にはまり、山岡荘八、司馬遼太郎、山崎豊子などを読破。推理小説も好きで、内田康夫、横山秀夫などを読んでいる。変ったところでは、佐藤優などの思想書とか渡辺淳一も愛読している。
次は、旅行で国内は全ての都道府県を行き尽くした。海外では16歳でアメリカ本土に一ヶ月ホームスティしたのを皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ニュージィランド、オーストラリアはそれぞれ数回訪問した。又中国、韓国などの東アジア、タイ、ラオス、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアは数十回訪問している。

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